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どこまでもどこまでもつづく一本の道を 列車は走ってく いよの国からさぬきの国へはいる 愛媛=いよ国 香川=さぬき国 徳島=あわ国 高知=とさ国 むかしの呼び方のほうがなんかいいなぁ やわらかい感じがする むかし、列車も車もなかったころは いよ国からさぬき国へ行くことは 今の海外旅行での国境越えくらいの感覚だったのではないか ひとつの場所が国として独立してる感じが 今よりずっと強かったんだろう 今は18きっぷという格安の手段を使ってさえも いよ国から京の都までほんの数時間で行けてしまう はやく、とおくへ着いてしまう じゃあその条件下でお前はどこまで行くかい? カラスが曇り空の下問いかける さぬきの国に入ると 観音寺(かんおんじ)と坂出(さかいで)で下車して さぬきうどんを食べた 坂出はさぬきうどん発祥の地らしい ぼくはさぬきうどんが大好きなんだが このとき食べた二店はまぁまぁであった 感激に飛び上がる感じではなかったが まぁそんなこともあるだろう 坂出から岡山行きに乗り 列車で瀬戸大橋を渡る 瀬戸内海を越える 岡山、神戸、大阪を経て 京都に帰りついた 岡山、広島、山口、愛媛、香川をめぐる ここのか間の瀬戸内周遊の旅であった ずっと晴れてた ありがとう 出会ったひとびと ありがとう 出会った風物 ありがとう
by kazeture
| 2010-01-22 10:03
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