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夏の前日
今日は暑かった。日ざしに射されて皮膚の中から何かがぞろぞろと這い出してくるのではないかと思うほどに。ぼくは辟易して日陰に逃げ込んだ。しかし夕方、涼しくなってきた。助かった。ぼくは外に出た。100円で包丁を買った。包丁が無かったから。
昼は暑く夕方は涼しいことについて思いをはせた。これで昼も夕方も夜も暑かったらどうなるんだろう。自然の神秘だ。大神秘で、理由はわからない。ただ、そうなってるんだ。ぼくはただそれを享受するのみだ。そして今、晩、活動している。 沖縄の人たちだって昼間外をウロウロしていたり海水浴してる内地ものをおかしがる。沖縄の人たちは昼間は外に出ないし、あまり汗水たらして働いたりしない。てーげー(大概、てきとー)精神で昼寝したりごろごろしながらのんびりやっている。 ああ、もう7月になる。夏だ。夏が始動する。空の上、彼方では夏風が吹き、ぼくを連れ去りたがっている。雲だって燃え上がるかのようだ。あの雲の下へ行こう。あの空の下まで行こう。
by kazeture
| 2004-06-30 21:25
| 日々
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Comments(3)
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xxxhotaruxxx at 2004-06-30 21:42
こちらは、暑さは、ひと休み状態です。
暑さが、違うんだろうな。。
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nagiwo at 2004-07-01 09:51
風がkazetureさんを呼んでるんですね。
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photomame at 2004-07-01 17:57
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