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歩行1日目 ベシサハール→バフンダンダ 後編
2017年4月23日
ネパール ヒマラヤ アンナプルナ一周トレッキング 1日目の後編。
11:00 ナディ 到着。標高930m。 茶店のおかみさん。陽気に笑う。 モモを作りまくってた。 歩く…歩く…歩きまくる。 僕はラムネが好きだ。 日本の山には「ジューC」を持って行く。 ネパールにもラムネがあった。 ‘サワー フルーツ タブレット シュガーフリー’ ノンシュガーでサワー(シュワッとする)で4つのフルーツフレーバー。 大変な優れものだ。 山旅では、小さくて、元気が出る物を持っていくとよい。 それは人それぞれで、僕の場合はラムネだが、 煮干しだろうがスルメだろうが何でもいいから、 「自分はこれで元気が出る!」という物をつかむことが大切だ。 牛飼いがゆく。 モシャモシャの草のかたまりが歩いてく。 「左、バフンダンダへのみち」と書いてある。 バフンダンダ、僕の今日の目的地だ。 麦わら坊主にょきにょき。 そして、急な傾斜の坂道を登って行った先に、 今日の目的地の集落、バフンダンダが 現れた。 バフンダンダの宿、ホテル マナスル。 ひとつ目に現れた、この宿に泊まることにした。 到着は、13:10。 標高は、1310m。今日の標高差は550mだった。 歩行1日目。 1日目は、やっぱり疲れた。 体が、足が慣れてなくて、なんかギクシャクする。 そして足首がちょっと痛い。ひねったりはしてないのだが。 まぁ、とにかく、やすもう。 というわけで、午後ずっと、宿でのんびり過ごした。 ホテル マナスルの様子。 …と、こんなふうに、一階部分(食堂)とオープンテラスはいい感じ。 では、二階の客室(僕が寝る部屋)はどうか…? これだっ! ウギアアアアアアア!! ボロい!せまい! 壁がボロボロ!! 材木を貼り合わせただけの壁に、古新聞が一面に貼られてる。 ボッロボロの古新聞が、かべ一面に。 なんかすごく虫が食ってそうな、形の崩れた古新聞が幾重にも貼られ、たくさんの虫がひそんでそうに見える。 そして部屋が狭い! ベッド以外は空間がほとんどない。 だから壁の古新聞に、体が当たってしまいそうだ。 そして窓は、穴。 こういう窓、何て呼ぶのか。 壁にできた穴。に、板をはめこむ式。 つまり、窓を閉めると真っ暗で、窓を開けると風が吹きこむ。 ガラスがない。 窓の外は…断崖絶壁! 大気圏というか宇宙というか…に、放り出される感じ。 だから眺めはいいよ。 窓からの眺め うーむ。 史上、最高にボロい部屋だ。 宿代は100円。安い。 あの壁、あの窓、あのベッド、あの布団、 100年くらい変わってないんじゃないか? と思わせた。 まぁ、ボロいのも狭いのも窓にガラスがないのも、 なんとかなる。 困るのは、虫だ。 壁や新聞紙やベッドや布団から、 夜寝てる間に何万匹もの虫がわらわらと出てきて 僕の体中にたかり、噛みついたりしたら 困るのだ。 さぁ、どうなるのか?? 次号を待て!! おやすみ。
by kazeture
| 2017-07-13 03:20
| ネパール2017
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