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4.3 熊本、巨石群の山
2013年4月3日
朝、熊本の街をひとりでウロウロしてたら、天草からよしくんが到着した。 ![]() 熊本交通センター前の巨大クスの前で。 それから、熊本市内に住む僕の友達、てるえちゃんが現れた。 ![]() 三人で出かけた。 ![]() よしくんが高校卒業後、天草を出て一年間浪人時代を過ごした熊本の街を散策。 そして、てるえちゃんの車で郊外へ。 熊本市西部に、金峰山(きんぽうざん)という山があり、宮本武蔵が晩年にこもっていた洞窟がある。というので、行ってみた。 ![]() 宮本武蔵さんと僕。 宮本さんはけっこう顔がでかい。 ![]() 五百羅漢! 「羅漢さん」とは、ブッダの弟子で、さとりを開いた人たち、らしい。 ![]() アメリカインディアンに伝わる精霊に「ココペリ」というのがいる。 ココペリが笛を吹きながら歩くと、そのあとには植物が芽を出す、という不思議な存在だ。 その、ココペリの話をしながら歩いていると、ひとりの羅漢さんを見つけた。 ![]() この羅漢さんは、笛を吹いている。 そしてその笛の先には、すみれの花が咲いている。 まるでココペリのようだ…! ![]() これが、宮本武蔵が晩年にこもって「五輪書」を書いていたという、霊巌洞(れいがんどう)の中から、外を見た景色。 武蔵さーん、いったいここで何を思っていたんだい…? と、しばし思いを馳せる。 ![]() ヤギがいる! これから行くカフェ「ココペリ」のヤギらしい。 ![]() ココペリに行こ〜ぅ♪ ![]() ココペリ店内。 「なんかなつかしい感じがする…!」 と、よしくんがつぶやく。 ![]() デザートの時間。 ココペリの店主さんとてるえちゃんは顔見知りなので、一緒に話した。 お店も、店主さんも、いい感じだった。 また、行きたいな。 店主さんに、地図を描いてもらった。 ![]() 宝の地図を手に、僕らは出かけた。 ![]() 途中、天使のような、羽根のような雲が出ていた。 ![]() 目指すは「拝ケ石(おがみがいし)巨石群」! ![]() 森の中を歩く。 ![]() 「方位石」の前で。 置いてあっためがねをかける、よし博士。 ![]() 巨大な岩がいくつも立っている…! ![]() 石の間を探検するてるえちゃん。 ![]() すり抜けるよしくん。 ![]() はさまる清火。 ![]() 巨大な石が突っ立っている…。 ![]() 山頂部に、六角形に配置された、六つの巨石が立っている。 これは、自然ではない。 どうみても人工、人為だろう。 いつ、だれが、なんのために、どうやって…?? 石のあいだを歩き、 ひかりのなかに消えてゆくよし博士。 ![]() かめ石! 背中に不思議な紋様?割れ目?がある…。 ![]() かめ石は背中しか写真を撮っていないが、かめの頭も付いていた。 そして、六角形の紋様というか線が、刻まれていた。 さらに、研究者によると、シュメール文字や、古代ケルト文字のように見える、文字のようなものも刻まれているという。(僕らは発見できず) 不思議だらけだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 最大の石の前で。 阿蘇の押戸石という巨石群にも行ったことがあり、そこも凄かったが、 ここは、押戸石以上の不思議さを感じた。 巨石を正六角形型に配置したのが誰か、知りたい。 むちゃくちゃおっきくて、ちょっとやそっとでは動かせそうにない石なのだ…。 そして、帰る。 ![]() ![]() ![]() あー、 面白かった。 てるえちゃん、よしくん、ありがとう。 夕方、よしくんはバスで博多に行った。 てるえちゃんは家に帰った。 僕は熊本の夜の街に消えてった。
by kazeture
| 2013-04-20 07:12
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