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スジの短い男ぼくはスジの短い男だ。 左足の膝まわりのスジが。 8ヶ月間正座していないと、正座するときに伸びるべきスジが短くなってしまってて、伸びない。 使わないと退化し、短くなってしまう。 それで「スジの短い男」になってる。 で、これからスジを伸ばしていく必要があるのだが、 ある程度時間がかかっても仕方ない。 (完全な正座ができるようになるには、あとしばらくかかりそう。 でも毎日ほんの少しずつ進歩している) 正座してないと、スジは短くなる。 立っていないと、筋肉は衰える。 からだとは、そういうものらしい。 そのまま、あたりまえと思ってた状態も 立ったり歩いたり正座したり、伸ばしたり縮めたりという日々の運動のなかでこそ 保たれている。 「あたりまえの運動ができる」という 奇跡的な均衡のもとに 保たれている! 気づいてなかったけど。 電車でつり革を持って立ってる人。 座れなかったのでぶつくさ言ってるかもしれない。 でも、その立つということをしてるだけで筋肉を保つ運動になっている。 立てなくなると衰え、退化し、消えていってしまう。 立ってる人は、それを知らない…。 ぼくは アナザーサイドを知った。 この世には感謝すべきことで満ちあふれてる。 消えてしまうと、その大切さが響いてくる。 あたりまえだと思い込み、以前は感謝などまったくしてなかった 奇跡的な均衡、バランスのことを知れてよかった。
by kazeture
| 2010-10-24 13:17
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