風に連れられ旅をする… 旅人 清火(さやか)の写真+言葉
by kazeture


2017年 07月 10日 ( 3 )

大目玉の下で

2017年4月19日
ネパール・ボダナートの大目玉の下で過ごした2日間にとった写真です。

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by kazeture | 2017-07-10 22:08 | ネパール2017 | Comments(0)

大目玉ボダナート

2017年4月19日
4泊したパタンからバスに乗り、ボダナートへ向かうことにした。

ボダナートにはネパール最大の仏塔がある。

ネパール最大の「大目玉」が付いてる。

大目玉に会いに行こう。

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バスが並び、ごった返してるバスパークに着く。

ボダナート行きのバスはどれかな?
「ボダナート、ボダナート」と、そこらへんの人に言ってみる。
「あっち」と指差される。
そっちに向けて歩く。
そのへんに着き、「ボダナート」と言う。
また「あっち」と指差される。
歩く。着く。「ボダナート」「あっち」
これを7、8回繰り返す。
どーなってるんや?
全然たどりつかへんやん。
ここらのバス周辺にいる人で、英語を話せる人がいない。
ローカルバスに、英語は要らない。
ふらふらさまよってると、警官が交通整理してた。
警官にきいてみる。
彼は英語が話せ、ボダナート行きバスに連れてってくれた。
「途中で一度乗り換えろよー」と言ってる。
直行じゃないのか。
サンキュー、警官。

バスに乗り込む。
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バスが走り出す。

車掌に「ボダナート!」と叫ぶが、「ウピ、ウピ」とか言うだけで、わけがわからない。
その時、通路を隔てて隣の席に座ってた緑色の服の男の人が僕に英語で
「ボダナードに行くん?」と聞いてきた。
「うん。そうやねん」と答える。
「よっしゃ。ワシにまかせとけ。ワシもボダナート行きや。ワシについてこい!」と言う。
「あ、そうなん?ありがとー!」
というわけで、緑の人が連れてってくれることになった。
ラッキーだ。

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これが緑の人、クリシュナ・カトリくんだ!
後ろはボダナートではなく、バス乗り換え地点にあったチビナート。

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カトリくんに連れられ、バスを乗り換える場所まで歩く。
わかりにくかったし、カトリくんがいてよかった。

そして…
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見えてきた!
ボダナート!
うぉー、でっかい!
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大目玉が付いてる!
四方を見てる!
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カトリくん、ありがとー!

ん?ところで…
「カトリくんは何してんの?」
「お店。こっち」
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と、カトリくんがスタスタ歩いて行った先に
「ここ」と彼が指差したのは
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「ヒマラヤン ナチュロパシー センター」!

えっ?
ナチュロパシー?

ナチュロパシー。
僕が行きたかった場所。

ナチュロパシーというのは、インドで、アーユルヴェーダのサロンより比較的安価に、施設に滞在しながら、食事療法(少食)、マッサージ、泥パック、ハーバルサウナ、ヨガ、アーユルヴェーダなどを通して健やかになりましょうね。というもので、
僕はかなり強い興味を持ち、
インドに行ったら行ってみようかな、と思っていたのだ。

えーっ?!そんな。
ここにナチュロパシーがあるなんて。

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カトリくんはナチュロパシーの施術をする資格を持っている。
それで、ここに一人で店舗を開き、アロママッサージ、タイマッサージ、指圧などのマッサージをしたり、小さなサウナを受けてもらったりしている。
だからここは滞在型の施設ではないので、
僕が受けようとは思わなかった。
(滞在して食事療法などをしながらゆっくり何日間か過ごす、という側面に興味があるため)

でも、この成り行きにはびっくりした。

目的地のほうが、向こうから歩いてやってきたような気がした。

たまたまバスで隣り合った人がナチュロパシーをやる人だったなんて…しかもインドではなくネパールで。

そして僕らは今や仲良く彼のスペースで談笑してるのである。

不思議なこともあるものだ…。


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カトリくんがお茶をいれてくれた。

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ありがとー!

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by kazeture | 2017-07-10 19:57 | ネパール2017 | Comments(0)

78歳の旅人

2017年4月17日
ネパール・パタンの宿で、78歳の旅人Nさんと知り合った。
日本人女性で、単独旅行者である。

Nさんはこの25年間、つまり53歳から78歳の今まで、毎年一人でネパールに通い、1〜2ヶ月滞在して山を歩き回ってるベテラン・トレッカーだ。

61歳の時には標高5545mのカラパタールにも登頂。
ガイドが高山病になってリタイアし、一人で登ったという。

軽やかな風のような雰囲気を持つ、明るい笑顔の素敵な人だ。

で、Nさん行きつけの料理店「マロニエ」に行き、美味しい幕の内弁当(シェフは日本人)を食べながらNさんの話を聞いた。

ちなみにマロニエはとても素敵な建物・装飾のお店で、びっくりした。日本の方が作られたらしい。

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「40代ですか…いちばんいい時ですね。山に登るのに」
78歳のNさんに言われると、そんな気がしてきた。
40代が、いちばんいい時。

「私は山の上では食べないし、飲まないんです」
高山病対策にたくさん水を飲む、というセオリーを破っている。
しかしNさんはそれで快調らしい。
つまり、自分のしたいようにすればいいのだ、と僕は気が楽になった。

「高所では私はヨガの呼吸になっているようです」
「ヨガの呼吸?」
「はい、吐くのを長ーくするんですね」
「意識してそうするのですか?」
「いえ、私は自然とそうなっているようです」
ジャック・マイヨール(深く潜水するのが得意な人)の海中での状態と一緒やないかーっ!

「いま、山に行く前だったら体調整えなさいよ。モモは食べない、ミルクティー飲まない、揚げ物食べない」
「え?モモ食べまくってミルクティー飲みまくってますけど」
「肉や牛乳が古くなったり、停電でちゃんと冷蔵できなかったりするから。おなかこわすと、ひどい時は一週間寝込んだりするのよ」
「そうですか、わかりました。山に行く前は控えます」
Nさんは衛生面に非常に気を使っていた。

「歩いてみなさい。
歩くと何かに出会うから」

Nさんのお話、ためになりました。

78歳のNさんが一人で元気にネパールを旅してると知って、
なんだか励まされました。

ありがとうございました。

(Nさんは「写真に撮られるのが好きじゃない」ということで、写真はありません)

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Nさんは宿で、最後の別れ際に、チョコレートを一袋くれた。
僕が「えー、そんなにたくさん、いいですよー」と断ろうとするのだが、
「いいじゃない! 山で食べて! 1日2つぶ食べればいのよ!」と、全部くれた。

山で、チョコレートを、1日2つぶ。

ありがとうございます。


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by kazeture | 2017-07-10 01:27 | ネパール2017 | Comments(0)