風に連れられ旅をする… 旅人 清火(さやか)の写真+言葉
by kazeture


ATMを探す

ネパール・カトマンズでは、水やお湯の量は少なく、

電気はよく停電し、

石油はインドが供給をストップしたら、すぐに困る。

地震から2年経ったが、いろいろなことが不安定である。



お金は…

日本円か米ドルの紙幣を持っているなら、
両替商か銀行で両替すればよい。

ATMは?

これが、くせものだった。

今日、国際キャッシュカードでネパールルピーを下ろそうとしたのだが、
なかなかうまくいかなかった。

もし、ATMで下ろせないと、僕には手持ちのお金が無くなる。

「下ろせない」ということを、想定していなかった。

ATMで操作を進めていると、
途中で「できません」と、カードを返してくる。

それが、三ヶ所くらい続いた。

(*ちなみに「ATMにカードが吸い込まれて出てこない」というトラブルが時々あるらしいので、僕は銀行に併設されたATMだけを使い、何かあったら人を呼べるようにしていた)


で、四ヶ所め。

そこには、おじさんがいた。警備員らしき服を着ている。

で、「この機械でやるといいよ」と、右から3番目を指差した。

a0006008_20211008.jpg

それでやってみる。

おじさんが、「この機械は、めちゃくちゃスローリーやねん」
と言う。

「スローリー?」

「そう。スローリー」

スローリーに
スローリーに
ゆーーっくりと
操作を進めたら…

下ろせた!

よかった。



「ATMは、使える」という前提で、僕は予定し、旅をしていた。

「もしかして、使えない?」という瞬間が訪れ、

僕は、「お金が無い世界」を想像させられる。

想像もつかないことを、想像させられる。

それが、いまのネパールの効用である。

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by kazeture | 2017-04-03 20:17 | ネパール2017 | Comments(0)
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