風に連れられ旅をする… 旅人 清火(さやか)の写真+言葉
by kazeture
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ジャカルタの第一夜

3月18日 夕方 
ジャカルタの街を歩く。
8年ぶり。
ジャカルタは都会だ。
その都会の底を歩いて行く。

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この、小さな乗り物がたくさん、ブンブンと走り回っている。
バジャイとかいう、オート3輪タクシーた。
なんかかわいい。

で、30分ほど歩いて、ジャラン・ジャクサという安宿街にたどり着いた。
ジャカルタの安宿街は、かなり街の中心部に近い場所にある。

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宿に着いた。
宿の看板。
僕が知る限りジャカルタで最も安い宿で、
シングルルーム一泊9万ルピア、760円である。
チェックインした。

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近所の店でソト・アヤムを食べた。
このとき飲んだコピ・スス(ミルクコーヒー)が美味しくて、感激した。

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ソトアヤム食堂の外観。

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これは、外国人旅行者向けレストランの一角にあったブックストア。
日本語の本はなかったけど、
本が並んでるのを見るのは、僕はうれしい。

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コンビニで飲み物を買って、宿に戻った。


この宿。
ジャカルタ最安の宿は、独房だった。
独房とは、窓のない部屋の通称である。
内側の廊下に対しては窓があるのだが、外側向きにはない。
僕は、独房がいまいち好きではない。
まず、朝が来ても、わからない。明るくならない。
そして、なんかコモった感じがある。
空気が、雰囲気がコモってる。
コモり感が好きな人にはうってつけだ。

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バリで買った青い布を敷く。

で、電気を消し、眠ろうとする。

この独房にはひとつ、小さな窓がある。廊下に向けて。
その窓に、一人の若い、色黒な男が張り付いている。
いや、張り付いてはいないのだろうが、
すぐそばのソファーに寝そべり、誰かと何かを話し続けている。
それがあまりにも近くて、
自分に話しかけられてるような気になる。

はじめ、嫌だったが、
そのうちこの男も寝たらしい。
(宿のスタッフか何かだと思われる)

蚊がいる。
蚊取り線香を炊きまくる。
蚊取り線香のけむりが充満する独房で眠る。

なんか、カユい。

蚊ではないやつが、ベッドから出てきて
僕のからだに這い登り、刺している。
蚊ではないというのは、羽音がしないというのでもわかるし、
刺されたあとが大きくボコッと腫れて、消えない。
というのでもわかる。

そいつが、まず、耳たぶを刺した。
ボカシオイルを塗る。
(ボカシはバリ島で買った素晴らしい虫刺されオイル)

さらに寝ていると、つぎに、
耳の前の部分(こめかみの下あたり)を刺す。
耳の前のところがボコッと腫れている。

耳たぶ、耳の前、と、じょじょに登ってきている。
つぎは、顔になる。
顔を刺されたくない。

僕は電光石火で飛び起きると、
ザックに手を突っ込み、
秘密兵器を取り出した。

銀色のアルミシートだ。
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これを敷き詰め、ベッドと自分を完全に遮断する。

ほんとうはこんなもの、使いたくはない。
なにしろ、寝心地が悪い。
ガサガサガサガサ、音がしすぎる。
し、肌とアルミが触れ合う感触も、楽しくはない。

でも、得体の知れぬ虫に顔を刺されまくるよりはましだ。
ということでこれを選択した。

事実、その後は刺されず、
スヤスヤと眠った。


翌朝。

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腕に…なにかに刺された跡が…
ボコッとなってる。

逃げろ!!
独房から!!

僕は歩いて、あたりの安宿を調べまくった。
幸い、あたりには
前夜よりすこし高いくらいの安宿が
いっぱいあった。

そして、なんか良さそうな宿を発見し、
そちらに移ることにした。

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路地裏に突如現れた遊園地

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ヤムチャ。
狼牙風風拳!!
(アニメ「ドラゴンボール」のキャラクターです)


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きのうの食堂で、おいしいコピ・ススを飲む。
気分を落ち着ける。

いやー、
それにしても、虫刺されというのは
気分に影響するな。
顔や体の形状を変えてきやがるし、
かゆみや腫れが翌日まで持続してるのも
鬱陶しいし、なんかいやだ。

僕はあらかじめ対策を立てている。
蚊取り線香は切らさないし、
虫よけスプレーと虫刺されオイル、
それにアルミシートまで持っている。

それでも刺された…。

独房と、ベッドの虫。というのは関連するだろう。
独房で、風が通らず、高温多湿にコモりまくってるから、
虫がすくすくと繁殖するのだ。

虫刺されには注意しましょう。
デング熱などの、死に至る病を発症する場合も
あるので。

ま、そんな感じの気分で
つぎの宿へ向かいました。

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by kazeture | 2017-03-24 17:01 | インドネシア2017 | Comments(0)
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