風に連れられ旅をする… 旅人 清火(さやか)の写真+言葉
by kazeture
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退院の日

2017年5月7日
ネパール ベシサハール

退院する日。

朝、バスーさん(宿の主人)が迎えに来てくれた。

荷物を整理し、ドクターや看護婦さんに「サンキュー」と挨拶する。
お世話になりました。

病室を出る。

ほとんど普通に歩ける。完全にではないけど。
もう杖は要らない。

受付のところで、お金を払う。

ちなみに、僕は保険に入ってない。

で、今回、診察、治療、入院(2泊3日)の費用、ぜんぶ込みで9000円くらいだった。

飲み薬の錠剤が、4種類くらい出された。

それをカバンに入れる。

バスーさんに写真を撮ってもらった。

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写真を見ると、なんかスッキリして、穏やかな顔をしているので、驚いた。 
もっとやつれてゲッソリしてるのかと思ったから。

いちばんいい顔をしている。

それを見た瞬間、

「なんか、よかったな」と思った。

激痛に襲われ、入院して、よかった。

登ってる時、僕はもっと険しい顔してた。

よかったなぁ〜。

病院、バイバイ。

病院、ありがとー!

バスーさんのバイクの後ろに乗って、軽快に走り、
トロンラ ゲストハウスに着く。

バスーさんの奥さんが「歩けてるね!よかったね〜、おかえり」と笑顔で迎えてくれる。

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(バスー夫妻)

そして、部屋を、3階の一番眺めが良くて日当たりと風通しのいい部屋に変えてもらう。

あの、独房。窓のない部屋。
3日前の、僕が出て行った時のまま、残されていた。
僕の苦しみがそのまま残っているようだ。

独房から荷物を移す。

いろんなものを洗濯し、陽に当て、風を通そう。

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明るい3階の部屋のベッドでゴロンとする。

ベランダのほうに歩いて、外を見る。ヒマラヤを見る。

うわぁー、ベッドから下りて、歩いてる!

あぁー、歩けるって、自由に動けるって、なんていいんや!!

風と光の中でウトウトと寝転び、自由に動けること、痛みが無いことの喜びをかみしめていた。



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by kazeture | 2017-07-21 12:54 | ネパール2017 | Comments(0)
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