風に連れられ旅をする… 旅人 清火(さやか)の写真+言葉
by kazeture
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ジャワ島への航海

3月12日 夕方
バリ島デンパサール発のバスはバリ島西端のギリマヌッに着いた。

バスは車ごと船に乗り、海峡を渡ってジャワ島に行く。

海峡を渡るのに1時間くらいかかり、
その間バスの乗客は船の甲板や船室で過ごす。

さて、船上でバスから下りると、甲板に
コピ売りのお姉さんがいて
「コピ〜、コピ〜!」と叫んでいる。

僕はコピ・スス(ミルクコーヒー)を買った。

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「写真撮るよ〜」と言うと恥ずかしがって顔をそむけるコピ売り姉さん。

コピ姉は何人かいたが、船が接岸してる間だけ船に入って来て商売し、出航前に陸地に戻り、また別の船に乗る。ということをくり返しているようだ。

車で来た人は船の上で「ほっとひと息」つきたい心理があるのだろう。
コピはよく売れていた。

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「ダルマ フェリー」という船に乗っている。

出航ーっ!

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右にバリ島、左にジャワ島を見ながら進んで行く。

右側のバリ島のほうの海岸は、なんの人工物もなく、綺麗な砂浜とジャングルだけ。
波照間島(八重山諸島)のような雰囲気だ。
実際、この近くのムンジャンガン島という所はバリ島No.1シュノーケリングスポットらしいし、
本当に綺麗なんだと思う。

対して左側のジャワ島の海岸には、建物が建っていて、ある程度開発されている。
沼津のような雰囲気だ。(静岡の沼津です)

沼津とハテルマが向かい合っている。すぐ近くに。
これは、日本ではありえない。
すぐにハテルマ側が侵食されて沼津っぽくなってしまうのだ。
文明が伝染してしまうのだ。

この、1時間で渡れる海峡は、距離は近いが文化的な隔たりが大きいということだろう。

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船内の売店

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さて、こうして、
船旅は終わり、
僕らはまたバスに乗り込むと、
ジャワ島に上陸した。

長いバス旅の間に
船旅がはさまってるのは
気分がいいな、と思う。

ちなみに、バスでも船でもまわりは僕以外全員インドネシア人である。

見渡す限りインドネシア人しかいないし、みんなほとんど英語もしゃべらないが、
違和感なくリラックスして溶け込む僕がいる。

バスがジャワ島の道を走り出す。
街並みを、建物を見る。

………。

なんか違うな。
なんか、普通っぽくなった。
普通の、どこにでもある東南アジアの町。
って感じになった。

ここに来て、
離れて初めて
バリの特異さを感じた。

しかし、どこがどう違うのだろう?
それははっきりとはわからない。
全体に、バリには「素朴な感じ」がある。

ジャワ島には…
普通にバス停がある。
ベンチがあり、ちょっとした屋根があり、
人々がバスを待ってる。

バス停?
そんなもんバリにあったか?

バスはあったが、
なんか適当なとこに停まってた。

おーい、
バリ、なんでバス停ないんや。

バリにいたままでは気づけなかったことに、
出てから気づく。

ジャワ島にはモスクが建ち、アザーンが流れる。
(*アザーンは礼拝を呼びかける声。)

「違い」を見ることは、
旅人の僕には楽しい。

僕はジャワ島へと入って行った。

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by kazeture | 2017-03-17 02:21 | インドネシア2017 | Comments(0)
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