風に連れられ旅をする… 旅人 清火(さやか)の写真+言葉
by kazeture
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19年ぶり

3月8日
ウブドの王宮横の集会所前で、理恵ちゃんに会う。

理恵ちゃんというのは、19年前に宮城県で会った人だ。

1998年の夏、僕は「日本縦断散歩」という名の旅をした。

歩きやヒッチハイクや自転車などで
北海道の宗谷岬から沖縄の喜屋武岬まで行った。

友達の紹介で宮城の理恵ちゃんの存在を教えてもらっていた。

宮城の山の中の古い一軒家で理恵ちゃんは暮らしていた。

そこに泊めてもらい、宮城を案内してもらったり食事したり話したりした。

最後、理恵ちゃんは車で宮城から福島まで送ってくれた。

それから、19年が経った。
その間は一度も会わなかった。

で、いきなり19年後にインドネシアのバリ島、ウブド、王宮横集会所前で再会した。

理恵ちゃんは僕を見ると「全然変わってないからすぐわかった」と言った。

宮城からバリ、
1998から2017、
時空を越えて突然また会話が始まった。

そして理恵ちゃんは僕に
「これ、かぶって」と、
バリの正装用の帽子を渡した。

「へ?」

「ヘルメットなくて…。これ着けてたら大丈夫だから」

正装してたらヘルメットかぶらなくてもいいのは知ってる。

僕は頭に帽子、腰に帯を巻き、
理恵ちゃんの運転するバイクの後ろに乗り、
バリ島の道を爆走しはじめた。

いろいろと展開が不思議だが、
とにかく僕はバリの道の上を走っている。

理恵ちゃんちに向かっている。

理恵ちゃんは数年前に夫婦でバリ島に移住し、
家を建てて住んでいるのだ。

バイクが、ある家の前で停まった。

「ここ、豆腐屋さん」
と言いながら理恵ちゃんは中に入って行く。

おばあちゃんがいる。

おばあちゃんや、女の人たちと、記念写真。

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(右からふたり目が豆腐屋を統率するおばあちゃん)

今日は豆腐屋は定休日で、豆腐作りはしていなかったが、
理恵ちゃんは豆腐を買っていた。

おばあちゃんが豆腐作りの指揮をしているらしい。

おばあちゃんに会えてよかった。

そのあと、
ギャニャールというところにある
理恵ちゃんの家へ。
(ウブドから東にバイクで30分ほど行ったところ)

「うわー、立派な家やな!」

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リビングがすごく広い。
何も置いてなくて広々としてる。
テラスも広い。
そして眺めがいい。
雲が晴れたらアグン山が前に大きく見えるという。
客間もある。
白い壁と床、焦げ茶色の窓枠、青いカーテン。
素敵である。

ここで理恵ちゃん夫妻(パートナーさんは今は日本に帰国中)は2年間、東北や関東から保養に来る子供たちや家族を受け入れていた。

そして、バリ島ではビザの関係で働くことができないという理由で、
この家を手放し、
また別の国に移住しようとしているところだという。

というわけで、
この家は売り(or貸し)に出すそうですので、
ピンときた方は連絡ください。

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眺めの良さと、
家自体の素敵さにびっくりした。

頑張ればここまで
できるんやなぁ。

理恵ちゃんは
「バリの大工さんに頼んで家建てるの、めちゃくちゃ大変だった」
と言っていたから、
並大抵の道のりではなかったようだけど、
とにかく、
今はもう建っている。
すごいなぁと思った。

そのあと、
ギャニャールのパサール(市場)へ。

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パサールおもしろいなぁー!
行けてよかった。

ウブドに送ってもらいがてら、
ウブド南部のカフェへ。

ハス池と田んぼが見えるところ。

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ここも居心地いいなー。
風に吹かれてぼーっとする。

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‘Kedai D'Sawah’という名のカフェです。

そのあと宿まで送ってもらい、
別れた。

19年ぶりの再会、
面白かった。

19年ぶりだったが、
違和感なく話していた。

おそらく、ふたりともあんまり
変わってないんじゃないだろうか。

ときどき、
10年ぶりに会っても、
めちゃくちゃ変わってる人もいる。
何があったのか、
どんより、老け込み、
死んだ魚のような目をしてる人も
(まれにだが)いる。

とにかく
元気で生きていたら
また会える。

どこでかはわからないけど
またどっかで会おう。

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by kazeture | 2017-03-16 12:50 | インドネシア2017 | Comments(0)
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