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さよなら、エーユー姉さん携帯代の支出を減らすため、auからマイネオに乗り換えに行った。 京都ヨドバシのマイネオ・ブースへ。 若いマイネオ兄さんが迎えてくれた。 乗り換えるには、auに電話して予約番号を取得せねばならないという。 沖縄のauへ。 電話した。プルル… 沖縄のエーユー姉さんと話す。 お姉さんは、僕がauを解約するために電話したことを、既に知っている。 「2年2ヶ月もの長い間おつきあいしたのに、そんなにあっさりあなたは去ってしまうの?」 と、お姉さんに僕は責められる。 声が、しんみり度100パーセントだ。 そして目の前では、マイネオ兄さんがじっと僕を見つめる。 沖縄のエーユー姉さんは、非常に情け深い、やさしい、二重まぶたの、キレイな女性だった。(声から想像) その女性が極限までしんみり感をかもしだしながら、 「2年2ヶ月もの長い間つきあった」と言ったのだ。 ここにグッときてしまった。 2年2ヶ月を、「長い間」という。 僕が長いと思わぬ、短いものを長いと訴えるお姉さんの言葉に、気持ちがグラッとする。 2年前に15年間のソフトバンク生活に別れを告げたときも、ソフト姉さんに電話で責められた。 が、そのときはほんとに「長い間」だったから、僕も淡々と対処することができた。 「2年2ヶ月もの長い間ーっ!」と詰めよってくる、沖縄のお姉さん。 どうしよう。 目の前ではマイネオ兄さんがじっと見る。 「ここで戻ってしまっては、なんにもなりませんよ」と、目で訴えてくる。 完全に、板ばさみ状態だ。 なんでこんなことになってしまったんだ。 俺の心はこんな場所に来ることを望んだのか。 あーもう、困る。 「マイネオに変わります!」と、とにかく言い張る僕。 「そうですか…。わかりました。長い間、ありがとうございました」 かわいそうなお姉さん。 まだ「長い」と言ってる。 「はい。ありがとうございました」 …こうして、やっとのことで、 マイネオに乗り換えることに成功しました。
by kazeture
| 2017-02-18 19:05
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