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断食 10日間1/13〜22まで、10日間断食しました。 断食するのは五回めです。 2007年11月 7日間 2010年 5月 7日間 2010年10月 7日間 2011年6月 10日間 2013年1月 10日間 …というペースでやってます。 なんとなくやりたくなって始める、という感じ。 (特に深い意味や目的は無い。) 今回ははじめの5日間は水、お湯、塩だけを摂取していました。 6日めから10日めまでは、ゆず茶と野菜ジュースも摂取しました。 食べ物を食べないと体温が下がるそうなんですが、 ちょうど今は厳寒期で寒くて、その点はちょっとつらかったです。 立春の前の土用の時期にやるのは、体を調整できていいらしい。 (土用は次の季節への準備期間にあたるため) さて、今回はやってみてどうだったか? 身体的な症状としては、はじめの三日間は頭痛がしたりボーッとしたりフラフラしたりしました。 それはいつものことです。 なって当たり前の状態。 また、三日めの夜には胃液が出過ぎてムカムカしました。 これも、断食するとよく起こることらしい。 今まではあまりなかった。 おそらく、断食の前の日まで普通に食べてて急にストップしたからだと思います。 四日めにはそれらの症状はだいたい収まり、五日め以降は日に日に快調になっていきました。 それで、まだこの先も食べなくても大丈夫な感じだったけど、10日間で終えました。 体重は5キロ減ってます。 67→62キロです。(身長は177センチメートル) では、心理的にはどんな感じだったか? はじめの三日は、いろんなものが食べたくなり、食べたいものを書き連ねたりしてました。 美味しいものの話は見るのも聞くのも嫌。 ネットやテレビで美味しそうなものの画像を見るのも嫌でした。 (すべての食べ物が美味しそうに見える) 世の中にはなんて食べ物情報が溢れかえってるんだろう⁈ と思いました。 でも五日め以降は大丈夫になりました。 そういう情報も距離をとって眺め、断食明けたら食べたいものの情報として、冷静に処理していました。 バリ島、インドネシアの料理やマレーシア料理が、自分は好きなんだと気づきました。 二年前に二ヶ月間バリに行って食べてたものを思い出し、またバリにすごく行きたくなりました。(寒いのもあって) あとは台湾料理も…。 そこらへんにあるもので食べたくなったのは、たこ焼き、ラーメン、お寿司、鶏肉、餃子、ケーキ、カステラなどなどなど…。 ふだんはそれほど食べ物に関してはあまり何も思ってないし何も言わないのに、 がぜん食べ物フィーバーが始まってるのが面白いところです。 ふだんは「どこどこに行きたい」という欲求がまさってかき消されてる食の世界が、食べられないとなると躍り出てくるのです。 あとは、社交上のこと。 友達と会い、語らう時、食事を囲むのはなんて楽しいことだろうか。 と、再確認します。 (これも断食すると毎回感じることなのですが…毎回新しく発見したように感じています) 友達と会って話してても、食事を囲めないのは、なんか味気ないものです。 失ってはじめて気づく。 失わないと気づけない。 そういうものなのかも。 だから、今度断食明けたら友達との食事の時間を大切にしよう、と思いました。 友達と何かを「おいしーなー♪」と言って食べる、これだけでとても幸せなことですね。 …と、このような様々な想念が去来するのを面白く眺めた10日間でした。 やっぱり断食は面白かった。 世界の見え方が変わるのは面白い。 そして、断食10日め、最後の日には秘技・「梅湯流し」の出番です。 秘技・梅湯流しとは? 梅干しを8〜10コ入れたお湯を1.5リットルくらい飲み、腸を洗って全部流し出すというワザです。 お湯を沸かしてほぐした梅干しと自然塩を入れ、それをどんぶりで飲んでいきます。 その合間に味噌を付けたキャベツも食べます。 すると30分くらいするとお腹が動き出し、何回か排便が起こります。 断食を10日もした上でこれをすると、腸の中はきれいサッパリなくなるというわけです。 スッキリ、サッパリーー!! *梅湯流しや断食について、もし実行される場合はご自身でよく調べ、研究、検討してから自分に合っていると思われる方法で、ご自身の心の監督のもと、おこなってください。 専門の断食道場や療養所でするのがいいかと思います。 そして昨日は断食明けの日。 お粥をいただきました。 うまいーーーーー!!! 死ぬかと思った。 ありがとーありがとー 食べ物ありがとー 生き物ありがとー すべての命ありがとー おてんと様ありがとー。
by kazeture
| 2013-01-23 14:17
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