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セマー(旋舞)を見るコンヤは、メヴラーナ•ジェラールッディン•ルーミーという人がメヴレヴィー教団というイスラム神秘主義教団を創始した地であり、セマー(旋舞)という、くるくる回る踊りをすることが特徴だという。 僕はこのルーミーという人と、セマーに興味があって、コンヤを訪れた。 ルーミーは語った。 「あなたが外から見えるのと同じようになるか、または内面と同じように見えるようになるか、どちらかになりなさい」と。 要するに見た目と内面を一致させなさい、ということなのだが、なんかピンときたのでここに記しておく。 コンヤではいろいろなミュージアムを見た。 メヴラーナ•ミュージアム。ここにはルーミーの棺がある。 神秘主義者たちの集い。 モスク。 双頭の鷲のレリーフ。なんか好きなデザイン。 13世紀頃のタイル。 モスク上部。 なんか素敵。 なにこれ⁈ この青いガラスのコップが気に入った! 値段を聞いてみると‥‥ 「ほほぅ‥‥おぬし、なかなかお目が高い。これは古く、良いものでな、100リラ!」とおっさんがのたまう。 高い! 4400円なり。 すごすご引き下がる。 さて、セマー(旋舞)の時間がやってきました。 僕はセマーについて、何も知りません。 いったい、何なんでしょうか。 メヴラーナ•ミュージアムのガーデンで、毎週木曜の夜7時半から始まります。 まず、黒い服を着たみんなが歩き回っている。 黒服を脱いで、回りはじめた! 白いスカートをはいた男たちが回る! フェルトの山高帽をかぶった少年、青年、中年、老年男性たちが回りまくる! みんなで場内を回りながら、回転してます。 (同じ位置で旋回しているのではない) もう、ずっと回ってます。 30分くらい。 すごいな。大丈夫なのか? 楽師たち。生演奏です。 おわり。 あー、面白かった。 なんで回るのか? これは何なのか? それはさっぱりわからない。 でもすごく面白かった。
by kazeture
| 2012-07-14 23:29
| 2012トルコ
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