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風に連れられ旅をする… 旅人 清火(さやか)の写真+言葉
by kazeture
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断食 3日め

断食  3日め_a0006008_20572147.jpg

3日間 なにも食べてない

水を飲むだけ

ときどき塩(自然塩)をちびちび舐める




2日めの昨日は なんかしんどかったな。

なんかボーっとするしフラフラするし体温あがるし体はむくむし…

体の中に老廃物があり、それが燃えてる証拠だ。

二年半前のときよりフラフラするが、きっと二年半前より要らないものが体にたまってるんだろう。

2月に事故して以来、食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活を三ヶ月つづけてたし…(体重も何キロか増えた)

リハビリに出かけるときも缶ミルクティーやグミやお菓子をよく買って食べてたし…(心的ストレスをまぎらわせてたような気がする)

それに対して二年半前とかは動き回ってた。

旅の生活をしてるとぼくの場合は基本、粗食になるし…太ったりしない。



二年半前に断食をしたときに知ったのだが

断食をして ふだん口から入ってきた栄養分がなくなると

体のスイッチが切り替わり、

体の内部から使えるものを探しだして消費するようになる。

それで体の中の要らないもの、老廃物、毒素、脂肪、がん細胞、血栓などが消費、燃焼、融解していくという。

そしてそれらをエネルギーに変えてゆく。

その働きを聞き、「それはすごいなぁ!」と思った。

ヒトは太古の昔から生き延びてきた歴史の中で、一日や二日、あるいは数日間食べ物が手に入らないことなど、ざらにあった。

そんなときにいちいち死んでたらやってられないので、食べられないなら食べられないで体はうまく働くようになっている。

飽食の時代に現代人はそんな能力を発揮する機会もなくなり、だらだら食べ過ぎ、栄養をとりすぎながら生きているが、
食べ物を絶つことでめざめだす生命力がある…
きみもそれを体験してみないか?
…と、断食博士(甲田光雄さん)などが語っていたので

「うぅーむ、それはおもしろい!」
と思ってやってみたのだ。



そしてそういう能力があり、七日間とか食べないでもいられるということがわかれば、
不慮の事態にオロオロしなくてすむ。

荒野をひとりテクテク歩いてて食料がなくなっても
天変地異が起きてすべて崩れ去りなんにもなくなっても
「七日間は大丈夫だ…」って思うのと、「一日でも食べないと死ぬゥ!」って思ってるのでは気の持ちようがちがう。

(ヒトは1ヶ月くらいは食べずに生きれるみたいですな…)



そんな感じで、断食というのは体をめざめさせたりするようだ…。




ところで、ふだん排便は一日一回だが、昨日は食べてないのに三回も排出した。

いったいなにが出てるんだぁーっ?!




断食一日めの夜には母が階下でものすごくうまそうなにおいをさせて料理をしていた。なにかをしょうゆで焼くにおい…うまそーすぎる!

二日めにはふと見たテレビやネットで、おそろしいまでにうまいもんばかり次々と見てしまった。狂おしい…!

三日めの今日はなぜか家に叔母さんがロールケーキを持ってやって来た。

うぉぉ、なぜなんだ?!

神よ、そなたは無慈悲です…。




とゆーわけで、断食道はまだしばらくつづく…
by kazeture | 2010-05-19 20:57 | Comments(0)
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